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6 手袋 (太一)

「ママー、外見てっ! 雪がすごく降ってるー」

居間の窓から大きく舞いながら降る雪を見ていた太一(たいち)は、

記憶している中で初めて雪が積もった日のことを思い出していた。

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12 境界線 (太一)

「そんなに慌てて食べたら喉につまるよ」

太一の隣では、太一がおやつに持ってきたスイートポテトを

無心で食べている少年がいる。

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16 淋しさ (太一)

なくさないようにと母親に紐をつけてもらった鍵を

襟元から取り出し、ドアを開ける。

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24 軌跡 (太一)

その日太一は、珍しく家族で祖母の家に来ていた。

祖母から吉田家の味を習っている母は、

祖母と共に台所へ入ったきり出てこない。

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32 すれ違い (一美<太一の母>)

「ハァー、こんなはずじゃなかったのになー」

エンジンを切った車のハンドルに体重を預けながら、

吉田一美(よしだかずみ)は小さくぼやいた。

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プロフィール

やどりぎ

Author:やどりぎ
ようこそ、
こちらはオリジナル小説
サークル『宿り木』の小説ブログです。
メンバーの
朝川 椛(あさかわもみじ)
と高木 一(たかぎはじめ)の
2人で100のお題をお借りし、
オリジナル小説を書いています。

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