89 封印 (悟)

久しぶりに早く帰宅したので、夕食を作ることにした。

冷蔵庫を物色していると、

奥から以前部下が土産にと持ってきたピクルスの瓶詰めを見つける。

「これ、どれくらい前にもらったんだっけか……」

 瓶詰めを凝視しつつ曖昧な記憶をたどるが思いだせない。

「2年、いや、4年は経ってるか?」

 これは食べない方がいいような気がする。

(見なかったことにしよう……)

 悟は再び冷蔵庫を開け、そっと瓶詰めを棚の奥へ戻した。

                            
                            fin.
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ようこそ、こちらはオリジナル小説サークル『宿り木』の小説ブログです。
メンバーの朝川 椛(あさかわもみじ)と高木 一(たかぎはじめ)の2人で100のお題をお借りし、
オリジナル小説を書いています。

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